夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

そういえばこれ買ったのは覚えてるけど気が進まなくて読んでなかった。
一時一世を風靡しましたよね。しかし、今読むと、新鮮さがなく、ちょっとありきたり。
自己啓発本が好きでない、ということもあり。
ただ、読んで耳が痛い文章は多かった・・・(今現在仕事やめてのんびりしてる身でもあるしね)。
ガネーシャというゾウの姿をしたインドの神様(なぜか関西弁を話す)が、「今までの自分から変わりたい、仕事で成功したい」と思っている主人公に毎日課題をだすのだが、途中で読者(私たち)に対して「あなたは、これまでの『ガネーシャの教え』を実行に移したでしょうか。もしかしたら、課題を実行せずに、ここまで一気に読んでしまった人もいるかもしれません・・・」という挿入が・・・
私じゃん(苦笑)
ま、いいとして、いろんな人がいるし感じてることも違うし、目指してるものもちがうし、何をしたいのかが分からない人も多い、ただ、「何かが違う」と思ってるひとが何かに気づくきっかけになるヒントがあるんでしょうね、こういう本には。(だから流して読むのはもったいないよね、この本に限らず)。ただし、「期待しているうちは人は変われない」(←つまりこの本を読んだらそれだけで視界が開けるとか)と、「考えているうちは変われない」と。なるほどね。
「なにかを始めたらあきらめないで最後までがんばる」とかよく聞くけど、始めたらあきらめずにやる、、ということがプレッシャーになるから足を踏み出せないという人がほとんどだと思う。「あきらめてもいいんやで」とガネーシャは言う「自分がその作業に没頭してもそれを誰も喜ばなかったらサービスにならない」「仕事で成功する」ことではないことに幸せを求める人もいるしひとそれぞれ」。。まあね。結局そうなるね。