第三の時効

第三の時効 (集英社文庫)

「半落ち」「クライマーズ・ハイ」と、横山 秀夫の小説は、結構面白い！！！と、思い、次に手に取ったのが、これ。
警察もの。
同じ県警の、捜査課一課の、３つの班。それぞれの班長である敏腕刑事を中心とした短編小説。
「クライマーズ・ハイ」の新聞社もそうだったけど、この警察ものも、「業界用語」というんでしょうか、それがキョーレツで面白い。刑事と、記者とのかけひき、今回は警察側から。
事件そのものの謎解き、も面白いけど、組織のなかでの、それぞれ個性的な刑事の人間模様、容疑者を追い詰めていくやり方の違いが面白い。

・・・って、警察ものって、他もみんなそんな感じか。
でもこれは、いろいろな事件が平行してたり、人がたくさん出てきても、とても読みやすいしすっきりしてるかも、、。（いつも途中で”？？”となってすこし戻って読む私でも大丈夫）