トニー流幸せを栽培する方法

トニー流 幸せを栽培する方法

トニー流 幸せを栽培する方法

言わずと知れた「ダーリンは外国人」に出てくる「ダーリン」トニーさんのエッセイ。職場の仲間で会社帰りの寄り道仲間、いつも面白いことの「ヒント」をくれるEどうさんが貸してくれた。
幸せを栽培する方法、なんて、こういう類のエッセイって最近よくあるし、なんか白々しいっていうか、言うのは簡単だよねー、、。間違えて読んだら宗教っぽかったり。なーんて思ったりするけど、これはあまりタイトルは関係なく楽しい本でした。「ダーリンは外国人」を読んでトニーさんのイメージが出来上がっているから読みやすい。語学オタクのトニーさんならではの各国のことわざとか、仏教とかの教えとか、添えられていて面白い。
(以下はこの本に書いてあることではないが)
私が思うには(むかし聞いて、なるほど、と思ってそれ以来ずーっと頭に残っているんだけど)、人ひとりひとりに与えられている幸せの大きさは同じで、それをどう人生の中で配分されるか、ってこと。だからすっごーい苦労したり辛い思いをしたらそれを補う楽しいことがこのあと待っているワケで。すんごい幸せなことがあったら、それを感謝して、調子に乗ってバチがあたらないようにそのあと謙虚になろうとか。あと、その配分以前にどこからが幸せでどこからが不幸せかっていうラインも人それぞれだから、そのラインを自分の中で低く設定しとけば、楽しくトクトクで生きられるってワケよ。ありがたい。