69

69(シクスティナイン) (集英社文庫)

69(シクスティナイン) (集英社文庫)

昨日は仕事後ダッシュ早稲田松竹に行き(間に合った!!)妻夫木クン主演の「69」と最近テレビによく出ている井筒和幸監督の「パッチギ!」を二本立てで見た。
さすがに2本続けて見たので疲れた、、、。(「解夏」と「ジョゼと虎と魚たち」以来か?。。。さすがにギンレイでもよっぽどのことがないと2本続けては見ないのだ。。)
でも1週間しかやってないし会員じゃないのでもう一度きたらまたお金払わなきゃなんないし続けてみちゃった。
村上龍の「69」、昔読んだときはちっとも面白くなかったけど、何ハチャメチャやってるし、下品だぁ、、って。最近読み返したら、めっちゃくちゃはじけてて面白かった。余裕が出てたのかなぁ、、読むほうも。原作の小説なんだけど、よくエッセーとかであるように、強調するところが大きな文字になってたり、そういう変なリズムがあって、それが映画でもよく出てた気がする。脚本はクドカンかぁ。ふむふむ〜。
ケン(妻ブキ)の父親役が柴田恭兵なんだよね、、。フクザツ。。私も年をとったものだ。
で、ことお父さんがいい味出してるんですよ。美術の先生でね。

パッチギ!」のほうは、ケンカの場面がすごくって「バイオレンス」苦手なんだよね、、目を開けてみれない感じ。。。でもテーマは重いんだろうけど、軽快に描かれていて、爽やかでした。泣けた。全編を流れる「イムジン川」この曲がすごくいいんだ、、、うー、泣ける。
こういう邦画は普通レンタルで見るのかな、でもうちは近所にTSUTAYAとかないし。
早稲田松竹は初めて行きました。スクリーンは小さくて、フロアがほぼ平らなので、かなり高い位置にあるスクリーンを見上げる感じでした。ギンレイのほうが席が段になっていてスクリーンも壁の幅いっぱい、で小さいけど「映画館」っぽい。

帰宅して、ビデオに録っていた「海猿」の最終回をみた。映画2つも見た後だったのでもう頭がヘンになっててもーどーでもいい、という感じでよくわかんなかった。