anego

anego」 林 真理子

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下流の宴」の流れで続いて読んでみた。TVドラマは観ていた。とはいえ細かいことは忘れてしまったが。
読んでる最中も、もう篠原涼子しか浮かばない。ほかも赤西くんとかともさかりえとか。
最初は、まぁありがちな、いまどきの適齢期か、ちょっと焦りだす時期の、アラサー、アラフォー(この当時はこの言葉なかったか)主人公、奈央子(ちゃんと流行とらえてておしゃれで、都会的で、独身だけどボーイフレンドとかはいて、、、、。篠原涼子をイメージしてね)の自分とか周りの恋愛事情とか婚活事情とか、の話なんだけど、どんどん痛々しくなってくる。イタイ、イタすぎる。ぞっとするほど怖いエンディング。あれ、TVドラマは少しは希望が見える終わり方じゃなかったっけ。。。
「いつも大変な方を選んで進んでしまう」と自分も周りも認めているけど、こんなに報われないのって、、、ぱりっとしてて筋が通ってて仕事もそれなりにできて後輩からは慕われ男性からもそこそこもてて素敵な人なのに、、(涙;)と変な感情移入。。。